2015年7月27日(月)~8月2日(日)の一週間に行いました「とととと展」、無事に盛況のうちに終えることができました。大変暑いなか、お越しいただいたみなさま、ありがとうございました。
ギャラリーモノコトでは、岡野大嗣と安福望のコラボレーション作品のほか、『食器と食パンとペン わたしの好きな短歌』(キノブックス)の原画を展示しました。
厳密にカウントはしていませんでしたが、一週間で少なくとも400人以上の方にご来廊いただきました。「とととと展」のためにいらした方の他にも、たまたま通りがかった近所の方や、中崎町に観光に訪れていた外国人の方にまで、作品を鑑賞していただくことができました。
関西ではこれまで原画の展示はありませんでしたが、多くの方に見ていただく機会になったのではないかと思います。
葉ね文庫では、岡野大嗣新作短歌十一首と安福望のイラストによる大きい展示作品をメインに、iPhoneカバーの制作実演・販売や、岡野、安福に加え、「ととととライブ」ゲストの柳本々々さんのお気に入りの本などを展示しました。
葉ね文庫は、ギャラリーモノコトとは違った雰囲気で、わいわいと作家や作者、または店主やスタッフが、お客さんたちと寛ぎながら語らい合うことのできる場となりました。私たちも楽しい時間を過ごさせていただきました。
最終日にはコモンカフェにおいて「ととととライブ~私たちの好きな短歌と音楽~」というイベントを行いました。
有料イベントでしたが、おかげさまで満席となるほどの方に来ていただきました。ありがとうございました。
友情出演で山口から駆けつけてくれた木下龍也さんの朗読、会場の心を一気に持っていった長谷川健一さんの生演奏、そして『サイレントと犀』と『食器と食パンとペン』の読み解きのために合計百枚以上のスライド資料を用意していただいた柳本々々さん進行による同世代クロストーク、と最終日に相応しい濃密な一日になりました。こちらに柳本さんの発表の要旨をまとめております。ぜひご覧いただければと思います。
また、当日コモンカフェに展示していた、大きい展示作品を葉ね文庫に展示しています。こちらは上記の葉ね文庫にて展示していた作品の対となる作品です。この二つの作品は九月末まで葉ね文庫に展示していますので、見逃した方はぜひお立ち寄りください。
あっという間の一週間でした。お越しいただいたみなさま、本当にありがとうございました。幸せな歌集と画集になったと思います。これからも『サイレンと犀』と『食器と食パンとペン』をよろしくお願いします。 (レポート:牛隆佑)
ととととライブ 私たちの好きな短歌と音楽クロストーク要旨 →