2014年7月28日(月)
一年前から本屋の名前を考えていました。
案1.「月面」
→ 月面てわくわくする昭和の女です。でも、サブカル色強すぎる・・・。
案2.「くるや書房」
→ 内田百間「クルや お前か」から拝借。でも、そのあたりの小説が強いわけでもないし。
案3.「わすれな書店」
→ 枡野浩一「くじけな」一連ツイートから拝借。好きだけど、意味を持ち過ぎる・・・。
案4.「わ印」
→ I氏から猛烈に提案いただく。でも、その方面のマニアに期待させてしまうの、よくない。却下・・・。
いろんな単語に「書房」「書店」「文庫」をとりあえずつけてみる日々。
ゴロー文庫、スカラベ書房、場末の書店、ウィルキンソン書房、まつこ書店・・・。
ダメだ、、こういうのじゃないの!
で、つい1ヶ月前。友人Oと飲んでいた時にふと会話の中ででてきた「はね」ということば。
すっと浸透して、ああ、いいなぁと。
数日ごにょごにょ口のなかであたためて、「葉」という漢字をあてました。
大好きな木の「葉」
言葉の「葉」
「はね」がはえる
どこにでも行ける
きっかけをくれた友人Oに心から感謝。
「文庫」にするか「書房」にするかは多少迷って、短歌の友人Mにゆるくきいてみたところ、「文庫」がかわいい、と言ってくれた。それで決定しました。
では、即却下となった「スカラベ書房」の元ネタを。
アル中の手の震えのように美しいスカラベは、地平線に姿を消していった。
『マンドロールの歌』、第五歌
~鈴木創士『中島らも烈伝』より~
スカラベ(ふんころがし)、かっこええっす!!
「葉ね文庫」開店待ち遠しいです!
ネーミング、すごくイイと思います。とびやまワールド感が醸し出されてる(笑)
因みに、昨夜、日本酒バーで山口の「和る」ってのを飲みました。
味もさることながら、専ら漢字文化(「くどき上手」なんて例外も稀にありますが)の銘柄のなかで、そのネーミングに魅かれました。
ありがとうございます!
最後はすっと決まってよかったです。ほっ
和る。(わる?)
これ、たしかに気になる名前ですよね。
どんなお酒なのかイメージできない。
なんでもありの、なんでもある本屋だけど、なんかぜんぶ気になる本だな、みたいな本を集めたいな。
あなたの言葉や思考は不思議な感じ。 異次元の言葉の世界を翔ぶよう。
ryoさん
わたしの言葉、思考が。
ブログではできるだけ両脚をちゃんと着地させているような文章を心がけているのですが、
なんか、
ryoさん、鋭い方やと思いました。