2016年4月13日(木)
久々のブログ更新となりました。
慌ただしくもおもしろ楽しい毎日。
本屋になってよかったと心から思っています。
「葉ねのかべ」もそういうおもしろいことのひとつ。
自分の想像をかるく超えて
店が生き物のように変化するのですよ。
今は第二弾!
憑依系俳人石原ユキオさんの俳句の展示によって、
葉ね文庫が憑依されまくっています。
展示期間: 2/27(土)~4/26(火)
(も、もうすぐ終わってしまうやんか~!!)
はじめてこの壁に向かいあったときの感覚、忘れません。
自分のなかの日々のしょうもない悩みの芽が
ひゅるるるる~っと脱け出ていく感じがですね、
頭からこう、ひゅるるる~~(バイバーイ!あはあははー)
って。
なにこれーーー!!
助かるー!!
企画については石原ユキオさんのブログを見ていただくのが一番だと思いますが
石原ユキオ商店 http://d-mc.ne.jp/blog/575/?p=1774
以下、ユキオさんが撮っていた写真をお借りしながら
副音声な感じでいきたいと思います。
展示中のユキオさん。
魂と同じかたちの帽子がぷにょぷにょ動いていてかわいらしい。
撮っていいとわかり、みんな一斉にカメラをむける、の図。
カンパバッジ。
岡山から来られるユキオさん、自ら缶バッジを作り、旅費を稼ぐという知的さたくましさ。
これがリアルでおもしろい。
缶バッジ赤字回避とか、最後の到達点ではおみやげ購入とか。
じゃこさんが、「親へのおみやげよりBL漫画が先なんですね」と、いち早く突っ込んでいました。
この活動は、ほんとうにありがたかったです。
何度も来ていただいて、来るたびにすごいPOPをたくさん残してくださって。
バッジ、予想外にたくさん売れて。皆さま、ありがとうございます。
残り5個ほど。期間中に完売しそうです。
バッジもかわいいし、手書きの俳句がいいんですよね。
ちなみに歌人の六条くるる氏は、このバッジをかわいくコーディネートに取り入れていました。
真似したいですね!
すごいPOPのひとつ。
いろんなところににょっきりありますので、探してみてくださいね。
「在葉ね」
使いやすいことばが生まれました。
佐々木紺さんが言いはじめたようです。
前からあったように、ナチュラルに浸透していました。
ことばはこんなふうに増えていくのですね。
未来、葉ね文庫がなくなっても、本屋に居ることを人々が「ざいはね」と言っていて、はねってなんやねん、って笑いあう。どうせわたしはその場にいないので、勝手に想像して満足しておきます。
霊視ノート、おもしろいんですよー!
壁の俳句が何に憑依されているかを書く、という趣旨のものなのですが
皆さんとても自由に書いてくれていて。
ユキオさんのツイートに吹き出しました。↓
「吐くときはひとりでいたい」に共感が集まっています。 #葉ねのかべ pic.twitter.com/Hzz21ZWg2h
— 石原ユキオ (@yukioi) 2016年3月28日
3月13日(日)に行われたトークイベント
『句集の耳だけかじりたい
〜俳句の本の俳句以外(帯、序文、跋文、あとがき、奥付)を味わう〜』
こんな楽しみ方があったのか!
石原ユキオさんの句集愛が溢れているイベントでした。
中継できないような話も、すべては愛でした。
石原ユキオさんの、期間中の”ラスト在葉ね”は、4/16(土)になりそうです。1時間くらいの滞在かと。
会いに来てください!