開店10日めの記録と、年末の予定

年末の予定です!
12月28日(日) 11時~18時
12月29日(月) 11時~21時半
12月30日(火) 11時~21時半
12月31日(水) 11時~21時半
1月1日(木)~5日(月) 休み

 

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※写真は、開店前夜の混乱した店のなかを、金谷さんがいい感じに撮ってくれたものです。

 

2014年12月17日(水)

開店して、10日がたちました。

順調にお客さんが来てくれています。
ビルの中なのに靴を脱いでいただいていますが
戸惑うことなく、みなさん柔軟だなぁと思います。

慌しい開店日の朝。
一番のお客さんは、歌人の牛隆佑さんでした。
歌集に詳しく、すでにたくさんおもちです。
ドキドキしながら反応を見てました。
牛さんが楽しそうにしてくれたので、それでやっと、いけるぞって思いました。

なんと。
ご近所のかっこいい本屋、書肆アラビクの森内さんが見に来てくださいました。
近くにこの方がいらっしゃる安心感。先輩、よろしくお願いします。

女の子3人組がのらくろを一冊ずつ買ってくれました。
カワイイ、と言って。感動的でした。

友人に教えてもらった、と来てくれたお客さま。
一日に3回も来てくれました。奥さまや、ご友人を連れて。

たくさんの方がかけつけてくださいました。
たくさんの方がお花やメッセージや音楽を届けてくださいました。

 

もうわたし・・孤独な歌は詠めませんね・・・(とびやま) ※とびやまは短歌の筆名なんですー

 

人に頼ることが嫌いです。面倒くさくて。
人に頼らないといけないのなら、それはやらないでおこう、と考えます。

でも、葉ね文庫を開店するにあたり、たくさんの欲が出ました。
頼らないと実現しないことばかりでした。
そして、いっしょにつくっていくことは、とても楽しかったです。

その欲を引き出してくれたのは、壁を作ってくれた金谷さん。
壁はもちろん、絨毯(音を吸収してくれる)や、4つの机(移動しやすい)も
すべて金谷さんが提案してくださったもの。
想像しきれずに、でもぼんやりと感じる確かな感触に、鳥肌が立ちました。
ゆっくりしてくださいねー、って言うんじゃなくて
ゆっくりしていいんだー、って感じてもらう本屋をつくれたらなぁ、って。
最後にはいろいろ自分で決めましたが、そこに至るまでは、金谷さんから学んだことばかりです。

現在制作中の葉ね文庫のホームページは、前職の同僚の井前氏が作ってくれています。
作りますよ、って言ってくれたとき、嬉しかったなぁ。
だってこの方、プロですもん。いいものができる。
なーんも決まってないのに、どんな感じが好きか、とか丁寧にきいてくれて
なーんも決まってないことを確認したうえで、うまーーくやってくれました。
そのうち公開するので、お楽しみに。
よっ!綾野剛風味!

開店ブログをはじめてすぐに、いち早く本を寄贈してくださった太田ユリさん。
その本たちは葉ね文庫の棚を骨太にしてくれています。
ユリさんとのやりとりは心地よく、言葉を大切にする方だってわかります。
知り合えてよかったー。

開店前夜、たまたま店に寄っていっしょにバタバタしてくれたまひろん、こぼちゃん、のざぴょん。
絶妙の距離感で助けてくれるみふねさんとみふねファミリー。
たくさんの古本を安原さん。
本のクリーニングを母。運んでくれて姉さん。
おもしろい本を寄贈してくれた檀可南子さん、岡野大嗣さん(祝「サイレンと犀」発売!)。
リツイートしてくれた歌人のみなさん。
言葉でパワーをくれた大好きな枡野浩一さん、雪舟えまさん。
忘れてはいけない。葉ね文庫、という名前のヒントをくれたおざわさん。

心から感謝しています。

暑苦しくても、もう一度言っておきます。

ありがとう!!

 

あー、なんかもうエンディングっぽい。
今からです。わかっていますよ。

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遠い海がわたしの胸の内にありいつまでもいつまでも飛ぶ鳥(ユキノ進)

先週来てくださったユキノ進さんが、壁の写真といっしょにツイートされていた歌です。
海なんだあ、鳥なんだあ、そう見えたんだなあ、なんて考えているうちに
わたしも前からそのような気持ちで壁を見ていたような、既視感が。

素敵な歌です。見るたびに好きになるー!

 

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